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小鮒竿用ロッドケースの作成 (その3・完)

ロッドケース作りも終盤です。あとは基本的には塗っていくだけですので。

1透き塗り
「透き」の二度塗りが完了したところです。まだ少し柔いです。差込口の紙管にフタ部分を入れてみたところ、予想以上にキツキツだったのでペーパーを当てました。カシューを染み込ませているのでペーパーが効くのです。紙のままですと毛羽立つだけで収集がつかなくなります。

2赤半分
赤を半分塗りました。カシューの希釈は1.5倍~1.8倍くらい。2倍ですと薄くて赤が発色しませんし、濃すぎると塗りにくい上に次に塗る黒に隠れてしまうので「勿体ない」んですよね。ケチくさい。小鮒竿ケースでは透きと黒は缶入りカシューを買いました。赤は教室用に持ち運びやすいチューブ(中サイズ 25g)を使っています。

3赤全部
赤の塗りが終わりました。半分づつ塗ったのは手で持てないからです。乾燥は紐通し部分にゼムクリップを通して、テキトーなところにぶら下げて乾燥させました。部屋中が溶剤のいい香りに包まれてステキな気分になります。ファーウェイのスマホを使っていますがカメラの発色は赤が強く出ますね。さすがです。

4完成
完成しました。黒も半分づつ塗ったのですが画像はなし。カシューの希釈は1.2倍くらい。だいぶ濃い目です。重ね塗りはせず一発勝負でした。理由は面倒くさいから。差込口もここで黒に塗りました。画像は赤っぽいですけど、実際はほぼ黒。で、ところどころに下地の赤がうっすら見えて艶っぽい風情です。

編み込み時に入れたアクセント部分を金で塗りました。カシューの金ではなく100均のマニキュア用です。具体的にはキャンドゥで売っている「フェアリーダストパウダー」です。「透き」に混ぜ込んで塗りました。そのまま使うとキラキラしすぎですが、「透き」を使うと落ち着いた渋金、あるいはカッパー色になりました。

紐通し部分に100均の合皮レザーコードを結んで、蓋が行方不明になるのを防ぎました。結び方はワックスコードを輪にして速乾ボンドで接着し、接着部分を熱収縮チューブで固定しました。結んでないですね。もう一つの紐通しはカラビナ等を使って腰にぶら下げることも可能です。カバンでも可。
カシューを三重に塗っていますので、カチカチで軽量で少々のことでは潰れない強度があります。竿のことを考えたら内部を布張りにしたいですがいい方法が思い浮かびません。竿袋ごと突っ込む運用になると思います。

これにて小鮒竿用のロッドケースの作成は完了です。このケースは作成にとにかく時間がかかります。台風19号が来なければ、あと一週間は余分にかかったと思います。
どんとはれ。
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フィッシュ・オン! R1.10.13 (日)

台風の翌日だというのにオートバイクラブのミーティングがありました。とはいえ2ヶ月前にスケジュールが決まっていたんですが。ワタクシが所属するクラブはソロツーリストのクラブという不思議なクラブです。ガッツリ活動したのは20代後半から30代後半の10年なのですが、束縛が全くと言っていいほど無いので居心地がいいんですよね。

というわけで、台風一過の好天の下、集合場所の見沼自然公園を目指します。途中に二箇所ほど冠水での通行止めがありまして、ミーティングの開催より釣りポイントが無事かどうか心配になるワタクシ。とりあえずミーティングにはメンバー4名が集まり旧交を温めるとともに生存を確認します。

ミーティング終了後は近くのKSKへタナゴ調査に向かいます。途中、やはり二回ほど冠水に阻まれましたがなんとか到着。池の周りはいつもより多めの釣り人がいます。みんな昨日は我慢していたんだろうな。

前回、兄弟子たちと釣ったポイントは先客に占められていましたので、小さな橋を渡ったところに釣り座を設けます。
IMG_20191013_point.jpg
ハスの葉がもうちょっと近くまであればもっと良いんだけど、贅沢は言えません。

隣を見るとウキ下を長めに設定しているので、竿は55cmを選択。鈎はそろそろ鈍ってきている気がするけど、前回のまま。餌は毎度のマルキユーの黄身練り。今回は緩めに練れてしまいましたので粉を足して対応。

で、釣りの方はアタリは多いんだけど、いまいち釣れません。クチボソが少々釣れたあとの初タナゴは一円玉サイズ。これでは難しいのは仕方ありません。ここのポイントが新子ばかりなのか、池全体がそうなのかわかりませんが、このところ良型ばかり釣っていたのでちと物足りない。
IMG_20191013_big1.jpg
こーゆーのが釣りたいんだけど、居ないのなら仕方ないです。

1.5時間ほど釣って納竿。このサイズで1.5時間、16尾ならまぁまぁでしょうか。
IMG_20191013_tng16.jpg
鈎を魅玄に変えれば数は伸びるでしょう。
そんな感じでした、どんとはれ


小鮒竿用ロッドケースの作成 (その2)

もの凄い台風が来まして、和竿教室をお休みして丸一日部屋に閉じこもることになりました。艦これのマンスリーとクォータリをポチポチ処理しつつ、ロッドケースの作成を進めました。

最初の縦糸の終わりに近づきましたのでそれを継ぎます。まず新旧の縦糸の角を斜めに落とします。
1縦糸継ぎ1
接着面を広げるための処理ですが、不要かも知れませんね。
2縦糸継ぎ2
そして速乾ボンドで接着します。まっすぐに接着します。

付け忘れを防止するため、紐通しを先につけることにしました。まずは型取りです。
3紐通し
前回は鉛筆で型取りして、ちょっと大きい気がしたので少し細いBPを使いました、SailorのFortiaです。安いペンですが4Cタイプのリフィルが使えるのでゲルインクも選択できます。文字を書くタッチも硬質でいい感じです。
4紐通し2
取り付けました。今のところはボンドで貼るだけです。位置合わせは目視でしたが結果的には失敗でした。次はちゃんと測ることにします。
5アクセント
長いケースですので途中にアクセントを入れることにしました。5本取りの横糸を一周×3本。接着部分は縦糸の裏に来るようにしました。もう少し太くても良かったかな、、、
6またミス
途中でまたミスをしました。しかし、もう(気分的に)直せませんので諦めました。
7本体編み上がり
台風が通り過ぎた頃、なんとか本体が編み上がりました。エンドは縦糸を折り返して横糸を押さえる形にしてみました。この手のケースは当分作らなくても良いかな、、、、そんな気分です。

で、今回の山場は次の工程でした。治具となった紙管を抜く工程です。前回のタナゴ竿ケースは楽に抜けたのですが、今回は3倍くらい長いです。ボンドのはみ出しでくっついてしまっている部分も多いでしょう。編み込んだケースと紙管をずらしてジワジワと抜きます。
8筒抜き
だいぶ苦労したのが紙管の壊れ具合から伝わるかと思います。作っている最中から徐々に抜いていく、そんな手法のほうが良いと思います。長いケースの場合は必須です。

翌日曜日はオートバイ仲間と月一回のミーティングでした。
9蓋と差込部
帰宅後に蓋を編み、同時に紙管を「差込口」にする加工をしました。
 1. 紙管を6cmにカット
 2. カシューの黒を3倍に薄めて染み込ませる。
 3. カシューが乾いたら口周りのバリを削り、角を落とす。
 4. 差込口の内側をカシューの黒で「ちゃんと」塗る。
差込口を先に加工しておくと楽なのです。

この後は塗り作業です。
 1. 3倍程度に薄めたカシュー「透き」を全体に染み込ませるように塗る。
 2. 差込口をケース本体に接着
 3. カシュー「透き」を「ちゃんと」塗る。

「透き」を二回に分けて塗るのはカシューの硬化成分を紙の中に十分に染み込ませるためです。ワタシは「透き」を使いましたが、ここは何色でも良いです。
二度目の「透き」も何色でもいいですがこれ以上は紙に染み込ませないを意識して少し濃い目に塗ると良いと思います。

(その3)へ続く

小鮒竿用ロッドケースの作成 (その1)

矢筒にインスパイアされたタナゴ竿ケースが存外に好評だったので、小鮒竿のロッドケースの作成に並行して作り方を紹介したいと思います。とはいえ、ワタクシもネット上の記事をパクッただけですけどね。

◆用意するもの1:原料となる「ペーパークラフトバンド」です。
IMG_20191006_原料
ワタクシはコーナンのロープコーナーで発見しました。正確な商品名もわからず、用途も明確に説明できなかったにもかかわらず、商品の売り場を教えてくれたコーナンの店員さんに感謝です。コーナンには漂白済みの真っ白と画像の薄茶とが売っていました。税込みで1,000円くらい。インターネットで探すと様々な商品名で様々な色が売っています。オサレな色で作ってみるのも楽しいかも。

◆用意するもの2:治具となり、本体と蓋の接合パーツにもなる紙管(しかん)
この紙管の選択と発見が作ろうとするもののキモになります。これがなかなか売っていません。50mm直径のものはパッケージプラザで発見しましたが、ちょっと(だいぶ)太いのです。ワタクシは100均(ワッツ)で見つけたインテリアのリペアシートの中芯を使っています。内径25mm、外径28mmです。サランラップの中芯も使えると思います。トレペの芯はカシューで固めるにしても薄いかな?紙管が自由に調達できるなら作品の幅が広がります。

◆用意するもの3:紙バンドを裂くツール
IMG_20191006_必須ツール
紙バンドは紙紐を14本とか12本とかを平たく接着しているわけですが、このまま使用するわけではありません。縦の糸はアナタ~、横の糸はワタシ~♪と縦横の糸に裂いて使います。ワタクシは画像のようなツールを作りました。ワイヤーはダイソーの0.28mmのステンワイヤー。インターネットで見るとPPバンドを使っている方も多いですが、すでに持っいてるならともかく、PPバンドを新たに買うのも如何なものか?という感じです。使い勝手もワイヤー使用ツールの方がいいと思います(たぶん)。

◆用意するもの4:接着剤や工具など
木工ボンド(速乾)、千枚通し(ピンセットで代用可)、ニッパー(先が細いもの)、塗装用のカシュー漆など。このあたりは和竿を作っている方なら既にお持ちかと思います。

◆作業1:ここまで揃ったら次はポンチ絵の設計図を描きます。描かなくてもいいけど描いておくと失敗が少ないです(はずです)。
IMG_20191006_ポンチ絵1
仕舞い120cmのタナゴ竿用ケース作成時のポンチ設計図です。失敗が少ないと書きましたが蓋に付ける予定だった紐通しを作り忘れてしまいました。まぁ、実際に作っていくと2cmの蓋に紐通しをつけると邪魔くさい感じなので作り忘れて結果オーライでした。
IMG_20191006_ポンチ絵2
小鮒竿用のロッドケースのポンチ設計図です。この時点では本体の上下5cmのところに背負い用の紐通しを作るつもりでしたが、紐通し間が25cmくらい、調整式の紐を伸ばしても50cm、本体込みで75cmの「輪」にしかならないことに気づきました。75cmの輪が斜めに背負えるくらいスリムボディーな人生を送りたかった、、、、、ということで、背負い用の紐通しは無しとなりました。

◆作業2:紙バンドを切ります。ケースの縦は34cmですので倍+αで75cmに切れば一本で仕上がりますが、長すぎると編みにくいし、繋ぐのは簡単なので今回は50cmで切りました。

◆作業3:紙バンドを裂きます。縦の糸は3本取りにします。
IMG_20191006_3本取り
端をカッターで少し裂いた後、例のバンド裂きツールでピーッと裂いていきます。接着剤が強いところはスピードを落として丁寧に裂くとワイヤーの保ちが良いようです。縦の糸は4本作ります。横の糸も50cm程度で1本取りで作っておきます。横糸は大量に使います。

◆作業4:縦糸の中心部分を木工ボンドで接着して十字形にします。
IMG_20191006_十文字×2
十字形は2つ作ります

◆作業5:十字形を更に接着します。
IMG_20191006_展開
指に水を付けて紙バンドを撫でるように濡らすと、真っ直ぐにすると作業がしやすいです。

◆作業6:追いかけ編みで編んでいきます。
IMG_20191006_追いかけ編み
一本目の横糸は一番下の縦糸に接着、二本目の横糸は隣の縦糸に接着し、縦糸を交互に挟み込むように編んでいきます。
IMG_20191006_あみあみ
どんどん編んでいきます。
IMG_20191006_一組目完
一組目の横糸が巻き終わりました。

ここで治具になる紙管に被せて固定します。ん?なんか違和感があります。
IMG_20191006_治具取り付け

IMG_20191006_大失敗
ここが間違っていますね。カビーン!巻き直しです、トホホホ、、、

IMG_20191006_取り付け
紙管に合わせて輪ゴムで押え、縦糸の間隔が均等になるようにしてからマスキングテープで固定します。横糸は緩みを千枚通しなどで修正しつつキチキチに編んでいきます。そうすると縦糸はどんどんズレますので、直しながら編んでいきます。
IMG_20191006_1本目継1
一組目の編み終わりまで編み直しが完了です。一本目と二本目を同じ縦糸部分で繋ぐと目立ちそうなので、一本目は短めのところでボンドで止めます。その直下に三本目を接着します。で、圧着が完了したらニッパーで余り糸をカットします。
IMG_20191006_1本目継2
縦糸を一本飛ばしたアタリで二本目を四本目に繫いでいきます。

あとは黙々と編んでいくだけです。とっても簡単ですよね。簡単ですが、僕たちの戦いは始まったばかりです。
IMG_20191008_2日でここまで
なぜなら夜の貴重な時間を2日使って「やっとここまで」だからです、、、

(その2)へ続く、、、

和竿師への道 [その40] R1.10.5(土)

昼はウルトラグレートポイント近くのコンビニで焼きそばを買い、持参のお茶と嫁ちゃんおにぎり1個のランチ。ショートピースを一服したら和竿教室にひとっ走りです。教室近くのコンビニで「牧場ミルク」を食べてから教室着。I兄弟子がすでに黒竹の竿ケースの制作に着手していました。

竿ケースといえば例の矢筒インスパイアのタナゴ竿ケースが完成しました。
IMG_20191006_ペーパーケース
パッと見た感じでは黒一色ですが、所々に下地の赤が見えてなかなか色っぽい風情です。軽くて丈夫で原材料費は激安、師匠や兄弟子の評価は上々です。ただし編み込む時間がかかるのでタナゴ竿なら黒竹のケースが合理的な選択になると思います。今作っている小鮒竿のロッドケースが本番です。問題はロッドケース1本では原材料のペーパークラフトバンドが余ってしまうこと。太めの紙管を見つければサングラスケースを作っても良いかな、、、でも、やっぱり材料は大量に残りますね。
師匠や兄弟子達(ちょっと遅れてU兄弟子も登場)の評価が高かったので、ロッドケースの制作過程は別記事にまとめます。そのうちに、、、

ということで、今日はここからスタート
IMG_20191005_ここから
口巻きを終わらせて本漆がけ、という予定。昨日大手術を無事終了したというS兄弟子の話などをしつつ、一心不乱に丁寧に糸を巻いていきます。

1時間ちょっとで口巻き完了。我ながら惚れ惚れする巻き上がりです。
IMG_20191005_口巻き完了
穂持ち下の糸が毛羽立っています。当初は竹の削りカスでも付いているのかと思っていましたが、漆をかけている最中に毛羽立っていることに気づきました。老眼やばい。

久々の漆がけが終了して安置。
IMG_20191005_本漆
最初に漆を扱った時は師匠がゴム手袋を用意してくれたのですが、今回は「机の奥に入っていて出すのが面倒」ということでゴム手は無し。気合でカブレを防ぐ方式に変更です。薄めた漆を筆で塗り、ストッキングでスリスリと拭き上げ、あとは来週までのお楽しみです。

残りの30分は竿に押す焼印のお話などを伺いながら今回の教室は終了です。
冬のボーナスで焼印つくろうかな、、、、
プロフィール

游鯤@ゆーこん

Author:游鯤@ゆーこん
岩手県水沢市出身。縄文系(採集型)窓際族。とりあえず小物釣り。たまに自転車。もっとたまにVESPA。そして以前集めていた安物買いの銭失い的なモノたち。

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